セバスチャン・ベッテルは、フェラーリ移籍説を改めて否定した。Blick のリポーターにワードローブに赤い服を持っているかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「OK。あなたが何を狙っているか当てることができるよ」とコメント。「フェラーリのオーバーオールは持っていないよ」と少なくとも2013年までレッドブルとの契約があるセバスチャン・ベッテルは付け加えた。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、公然とセバスチャン・ベッテルのスキルを称賛しており、複数のメディアは、すでにセバスチャン・ベッテルがフェラーリと“仮契約”を結んだとさえ報じている。「ステファノ・ドメニカリとルカ・ディ・モンテゼーモロが、僕をフェラーリドライバーとしてみなせると言ってくれたことは光栄なことだ」とセバスチャン・ベッテルは認める。「でも、それはそれだ。僕はサインしていないし、握手もしていないというのが真実だ」「でも、F1の24人のドライバーにキャリアのどこかの時点でフェラーリにいたいと思うかと質問すれば、全員がYESと言うだろう。素晴らしいレーシング・チームだからね。でも、全てがぴったり合わなければならない」とセバスチャン・ベッテルは主張。「突然僕が他のどこかに行くかなんて誰もわからない。でも、単純にレッドブルよりも良いパッケージがなければ他には行かないだろうね」また、セバスチャン・ベッテルはすでに2013年以降のプランを立てているとの報道を否定した。「ノー、ノー、ノー」とセバスチャン・ベッテルは主張。「実際、今シーズンについて考えるだけでも十分だ。すでに今年タイトルを防衛するだけでも十分に厳しいのでここにいる今が重要だ。今後数年で自分に何が起こるかを心配するなんてできない。かなり時期尚早だ」しかし、セバスチャン・ベッテルはフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリとの接点は否定していない。「常に接点はあるけど、それはただ僕がパドックにいるからだし、ステファノ・ドメニカリと話をしたからといって、すでに彼のために走るというわけではない」また、セバスチャン・ベッテルは、フェラーリの振る舞いが全てレッドブルを不安定にするための戦略かもしれないとの見方を否定した。「レッドブルに問題はない。ボスは僕がどう感じているかをちゃんとわかっている。僕たちはお互い、完全にオープンに対処しているよ」
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