2012年シーズンは厳しいスタートとなったが、セバスチャン・ベッテルは、レッドブルが今年のワールドチャンピオンを獲得できると確信している。昨年圧倒的な強さをみせたレッドブルだが、開幕2戦でセバスチャン・ベッテルは優勝争いに加わることはできなかった。マレーシアGPでは、周回遅れのナレイン・カーティケヤンと接触して、ノーポイントに終わっている。
セバスチャン・ベッテルは、チームが望むシーズンのスタートではなかったと認めるが、自信とチームによって状況は改善していくだろうと楽観的にみえている。「開幕2戦は必ずしも完璧ではなかったと認めるけど、どちらもそれほど悪くはなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕たちは最も強いチームと戦えることを証明したし、それはとても重要なことだ」「マレーシアでのような災難があったときは、僕たちであってもどうすることもできない。でも、それがF1の仕事というものだ」残りのレースに向けてセバスチャン・ベッテルは「僕たちにはまだ18レースあるし、タイトルを防衛するために全力を尽くすつもりだ」とコメント。「チーム、マシン、そして自分を完全に信頼している。まだやらなければならないことはたくさんあるけど、チームとして僕たちはどんなことでも成し遂げることができる」