セバスチャン・ベッテルは、レッドブルにエンジンを供給するルノー・スポールF1のヴィリー・シャティヨン(フランス)にある本部を訪問。2年連続のダブルタイトル獲得を祝った。当日はヴィリーで働いている250名のスタッフがセバスチャン・ベッテル、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイを歓迎。ベッテルらはルノー・スポールF1のデザイン事務所やエンジンダイナモを含むルノー・スポールF1の主要な部門を訪問した。
ルノ・スポールF1は、2007年からレッドブル・レーシングにRS27 V8エンジンを供給。27勝、38回のポールポジション、そして2010年と2011年の2年連続のドライバーズ選手権、コンストラクターズ選手権という成功したコラボレーションを築き上げた。レッドブルとルノーは、2011年のF1イタリアGPで5年間の契約延長を発表。新しいエンジン規約が導入される2014年を含め、少なくとも2016年までタッグを組む。セバスチャン・ベッテル「ルノーR27エンジンを設計、構築、最適化している人々のチームは、いろいろな意味で1つの大きな家族のような気がしている。なので、今日ここに来て、直接みんなに感謝を言葉を伝えられたことを嬉しく思っている。ミルトン・キーンズとヴィリーとのコラボレーションは素晴らしいし、彼らはさらに良いエンジンを作り、エイドリアンと彼のチームが最高のシャシーを設計できるように懸命に頑張ってくれている。今年の頑張りは驚異的だった。違いを生んだものがあるとしたら、それはチームワークだ。僕たちのここ2年間の成功はここヴィリーのみんな、そしてルノー・グループのみんなの頑張りに対しての素晴らしいご褒美だ」クリスチャン・ホーナー「今年は大きなプレッシャーがあったし、全員が物凄いチャレンジに立ち向かった。我々はとても短い期間で多くのことを成し遂げてきたし、今シーズン我々が打ち破った記録はレッドブル・レーシングとルノーのチームにとって大きな刺激となった。本物のパートナーシップだ。ルノーの皆さんは我々と同じくらい勝利を渇望している。彼らともう5年間一緒にやれることを嬉しく思っている。コラボレーションは本物のパートナーシップに熟した。時間とともに強まっていくだけだろう」エイドリアン・ニューウェイ「90年代にウィリアムズでルノーと働いていたし、ヴィリー・シャティヨンでチームの頑張り、確信、推進力に感銘を受けていた。ルノーは、エンジンとシャシーのパッケージがなんたるかを理解している。それは共同作業だ。今年は排気ガスの使用と提案された変更によって、それが特に重要だった。ルノーは、我々が空力効果とメカニカルグリップを最大化できるようにエンジンのパッケージング、熱放散、燃費といった全てのステップを最適化してくれた。RSF1は、RB7の開発において重要だったので、今年達成した成功において舞台裏で大きな貢献してくれた皆さんに感謝の言葉を伝えられることを嬉しく思っている」ジャン・フランソワ・コーベ (RSF1 マネージングディレクター)「およそ250名が、我々の優れた信頼性記録を維持す筒、規約の範囲内でRS27を革新させることに絶えず取り組んできたので、我々のスタッフたちにとっての最終ユーザーに会えたことにとても満足している。レッドブル・レーシングとルノーは非常に良好なパートナーシップを作り上げてきた。ちょうどそれが今後5年間延長されたところであり、ルノー技術の品質、信頼性、革新を示すための最高のショップウインドウを持ち続けることにある。すでに次のシーズンを楽しみしている」