セバスチャン・ベッテルは、レッドブルがF1日本GPの決勝レースのためにイギリスから急遽空輸したウイングの輸送費を負担したいと申し出ていたことをニキ・ラウダが明らかにした。セバスチャン・ベッテルは、F1日本GPの金曜フリー走行でクラッシュ。レッドブルは鈴鹿に新しいバージョンのフロントウイングを各ドライバーにひとつずつしか持ち込んでおらず、レッドブルは急遽ミルトンキーンズのファクトリーでウイングを用意し、プライベートジェットで空輸。ウイングは予選の30分前に鈴鹿に届けられた。
ニキ・ラウダは「それを知ったときは驚いた」と Servus TV にコメント。「彼らの見事な調和を表している」「私は、ドライバーとして自分で輸送費を払おうなど考えたこともない。だが、彼は、自分が原因で自分に責任があるから追加費用は負担すると言った。チームがこれほどの成功を収めた理由のひとつはここにある」航空会社のオーナーを務めているニキ・ラウダは、ミルトンキーンズから鈴鹿までの輸送費は15万ユーロ(約1600万円)と見積もった。関連:レッドブル、ウイングを空輸して“ウイング・ゲート”の再発を避ける