マックス・フェルスタッペンの将来的なF1離脱の可能性が再び話題となるなか、レッドブルのヘルムート・マルコは「新たなスターは現れる」と語り、冷静な姿勢を示した。その一方でマルコは、2026年F1レギュレーションへの不満を改めて強調。ニュルブルクリンク24時間レースで“楽しそうな姿”を見せるフェルスタッペンが注目されるなか、現在のF1は「本来の姿ではなくなっている」と危機感を口にしている。
ニュル24時間で“笑顔”を見せるフェルスタッペン4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、今回初めて本格的にニュルブルクリンク24時間レースへ挑戦。ドイツで行われた雨の夜間GT3走行では、さっそく強烈な印象を残した。フェルスタッペンは今季のF1新レギュレーションを繰り返し批判しており、自身の将来についても曖昧な姿勢を続けている。そんななか、ニュル24時間でチームメイトを務めるダニ・ジュンカデラは、現在のフェルスタッペンはF1以外のレースをより楽しんでいるように見えると語った。「マックス・フェルスタッペンが楽しんでいるのは明らかだ」とジュンカデラはMundo Deportivoに語った。「実際、写真や動画を見れば分かると思う。彼は幸せそうだし、笑顔も見せている」「それは、彼が自分の好きな場所にいるという明確なサインだ」ジュンカデラは、GTレースを楽しみながらもフェルスタッペンの競争心はまったく衰えていないと説明した。「彼は非常に競争心の強い人物だし、もちろん勝つためにここへ来ている」とジュンカデラは語った。「だから、僕にとってこのプロジェクトの一員になれるのは素晴らしいことなんだ」マルコ「現在のF1は本来の姿ではない」一方、ヘルムート・マルコは、ドライバーやチームから批判が続いたことを受けてFIAが修正を加えた後も、2026年F1レギュレーションへの不満を隠さなかった。「これまで起きたことでは、明らかに不十分だ」と83歳のマルコはRTLに語った。F1は開幕からわずか3戦で電力展開ルールを修正。さらに2027年には追加変更、2030〜2031年にはV8エンジン復活を含む大規模な方向転換まで議論されている。しかしマルコは、F1はさらに“エネルギーマネジメント依存”から離れる必要があると主張する。「ガソリンエンジンは、再びもっとパワーを持つ必要がある」マルコはそう語り、電動デプロイメントもさらに削減すべきだと主張した。「純粋なレースをどこまで取り戻せるのか? それは分からない」“フェルスタッペン後”にも言及マルコは、フェルスタッペンが将来的にF1を去れば大きな損失になることは認めた。「マックスの離脱は、確かに大きな損失になるだろう」とマルコは語った。「だが、スポーツとはそういうものだ」「誰かが去れば、新しい誰かが現れてスターになる」ただしマルコは最後に、問題は単純に“フェルスタッペンが気に入るかどうか”ではないと強調した。「だが、問題はマックスが好きかどうかだけではない」「問題はレースそのものだ。現在のF1は、もはや本来のキャラクターとは何の関係もなくなっている」
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