マックス・フェルスタッペンは、2025年F1ハンガリーGP初日のセッションを14番手で終えた後、車内に残っていたタオルをコース外へ投棄した件でスチュワードの審議を受けた。本人は「足元に飛ぶ方が危険だった」と説明し、安全面を考慮しての判断だったと語った。また、金曜のフリー走行では「何も機能していなかった」と苦戦を認め、グリップのなさやバランス不良に悩まされた一日となった。
Q:さきほどスチュワードのところに行ってきたばかりですよね。あのタオルの件について説明してもらえますか?マックス・フェルスタッペン: あれは、いつもピットに戻ったときに顔を拭くためのタオルなんだけど、それが走行中もまだクルマの中に残ってたんだ。足元に飛んできてしまう可能性があって、それが一番危ないから、ラインを外してできるだけ安全な形で外に捨てた。スチュワードもその意図は理解してくれたと思うよ。Q:セッション中には「運転できない」と無線で言っていました。今夜チームに求める作業や、明日までに解決したいポイントは?マックス・フェルスタッペン: 今日は本当に厳しかった。とにかくグリップ感がまるでなくて、マシンにバランスもなかった。何が原因かを正確に言うのは難しいけど、正直、何も上手く機能していなかった。だから今夜じっくり調べる必要がある。明らかに僕らの週末としてはかなり悪いスタートになってしまった。Q:でもこれまでも金曜の問題を土曜に修正してきましたよね。今回も巻き返せる自信は?マックス・フェルスタッペン: もちろん、もっと良くすることはできると思ってる。でも今日は本当にひどかったから、まずはどこに問題があるのかをしっかり理解しないといけない。なぜこれほどまでにマシンの調子が悪いのか、原因を突き止める必要がある。マクラーレンはすごく調子が良さそうで、飛ぶように走ってたね。僕としては、少なくとも3番手にはもう少し近づきたいところだよ。