マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1オーストリアGP初日に午前のフリー走行1回目(FP1)で2番手、午後のフリー走行2回目(FP2)で3番手と、堅実なパフォーマンスを見せた。フェルスタッペンは、FP1では1分05秒607、FP2では1分04秒898を記録。特に午後のセッションでは、使用済みのソフトタイヤにもかかわらずマクラーレン勢に次ぐタイムを叩き出しており、予選に向けてさらなる改善の余地を感じさせる内容となった。
「全体的に今日はかなりシンプルな一日だったし、大きな問題はなかった」とフェルスタッペンは語った。「ショートランでもロングランでも、少しアンダーステアが強すぎた。明日に向けてそこを解消しなければいけない」また、今週末は通常のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが不在となっており、代わってサイモン・レニーがその役割を担っている。フェルスタッペンはその適応についても前向きなコメントを残した。「今日はサイモンとの作業が本当にうまくいった。彼とはガレージの反対側にいた頃から長い付き合いがあるし、シミュレーターでも一緒に仕事をしてきた。彼は経験豊富でストレートなタイプだから、今日はとても良かったよ」