マックス・フェルスタッペンがレッドブルのリアム・ローソン放出決定に満足していないというさらなる証拠がソーシャルメディア上で浮上している。木曜日の朝、レッドブルはリアム・ローソンを日本グランプリでレーシングブルに降格させ、角田裕毅がチームでデビューする道を開くと発表した。ローソンはチームで2レースしか戦っていないうちに、レッドブルから突然の降格処分を受けた。
リアム・ローソンはRB21の扱いに苦労していたが、今回の決定はレッドブルの基準から見てもあまりにも厳しいタイミングだ。今週初め、オランダの新聞De Telegraafは、リアム・ローソンを降格させるという決定にマックス・フェルスタッペンが不満を抱いていると報じた。「レッドブルの経営陣が、角田裕毅を優遇し、2レースしか走っていないリアム・ローソンを犠牲にするという決定について、フェルスタッペン自身がどう考えているかは想像に難くない」「リンブルフ人(フェルスタッペンが出身の地域)も、チームのマネジメントが早々に介入した決定に反対している」2018年末にダニエル・リカルドがチームを去って以来、角田裕毅はフェルスタッペンの5人目のチームメイトとなる。ピエール・ガスリーは2019年シーズン途中でアルファタウリに降格となり、アレックス・アルボンは1シーズンしか与えられなかった。セルジオ・ペレスはチームで4シーズンを過ごしたが、解雇の噂は繰り返し話題に上っていた。レッドブルの決断は「パニックムーブ」元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデはレッドブルを非難し、ローソンを2レースで降板させるという決定を「いじめ」や「パニックムーブ」に近いと表現した。さらに興味深いことに、インスタグラムの投稿にフェルスタッペンが「いいね」をした。その投稿には次のように書かれていた。「F1がパフォーマンスの面で最も過酷なスポーツであるというコメントにはうんざりしている。期待に応えられなければ、その結果を受け入れなければならない」「確かに、パフォーマンスは求められる。確かに、プレッシャーは異常だ。しかし、私の意見では、これは実際のスポーツ選手としての偉業というよりも、いじめやパニックムーブに近い」「彼らは、十分に承知した上で決定を下し、リアムの精神を打ち砕くために2レースしか与えなかった。リアムが今あるレベルに到達するために、これまでのキャリアでどれだけの献身、努力、成功を積み重ねてきたかを忘れてはならない。私自身、F1に到達するために、血と汗と涙を流してきたことを覚えている」「トップチームで走ることなど、言うまでもない。確かに最初の2レースではパフォーマンスが低かったが、それを自覚しているのは本人だけだ」「おそらくリアム自身が提案したことだろうが、そうでなければ、日本でのグリッドに立つために、彼に強さと勇気が備わることを願っている。自分を信じて、胸を張って、彼らを間違っていると証明してほしい」
全文を読む