マックス・フェルスタッペンは、歴史的な週末となる可能性のある2024年F1中国GPのフォーマットがレッドブル・レーシングにとって「挑戦」になると考えている。F1は2019年以来5年ぶりに上海インターナショナル・サーキットに戻ってくる。フェルスタッペンは前戦日本GPで快勝し、チームメイトのセルジオ・ペレスに対してドライバーズ選手権をリードしている。
今大会は、新シーズン最初のスプリントウィークエンドでもあり、金曜日に1回だけのプラクティスの後、午後にスプリントシュートアウトが行われ、土曜午前にスプリント、午後にグランプリ予選が行われる新しいフォーマットが初めて使用される。「中国でのレースは、特にスプリント・ウィークエンドということで、僕たちにとって大きなチャレンジになる。中国を楽しみにしている」とフェルスタッペンは説明した。「このサーキットでのレースは2019年以来で、プラクティスセッションは1回だけなので、マシンをベストな状態にセットアップし、タイヤを管理することが重要になる」「この要素が加わることで、ファンにとってはよりエキサイティングなものになる。それは良いことであり、チームは一生懸命準備してきた」「中国は素晴らしいレーシングトラックで、トリッキーなコーナーや長いストレートなど、オーバーテイクのチャンスがたくさんあるユニークなレイアウトになっている」「このサーキットでのドライブは以前から大好きだったので、今週末はどんなレースを見せてくれるか楽しみだ」レッドブル・レーシングにとって歴史的な週末になるか?さらに、ベッテルが予選でチーム初のポールポジションを獲得し、現在のポールポジション数は99となり、フェルスタッペンかセルジオ・ペレスのどちらかがポールポジションを獲得すれば、レッドブルはフェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ウィリアムズ、ロータスに次ぐ3桁を達成する6番目のチームとなる。もしフェルスタッペンがポールポジションを獲得すれば、1999年のミカ・ハッキネン以来となるシーズン開幕から5回目のポールポジション獲得となり、自身の持つ5回の記録を更新する6回目のポールポジション獲得となる。また、フェルスタッペンが優勝すれば、前回の中国GP(世界選手権第1000戦)以来、53回目の優勝となる。フェルスタッペンの勝利は、前回の世界選手権第1000戦中国GP以来、53勝目目となる。今週末のレースは1106戦目であり、フェルスタッペンは前回の中国GP以来、全レースの50%を制したことになる。