マックス・フェルスタッペンは、2023年F1アメリカGPの予選を6番手で終えたが、予選中のミスが「日曜日をもっと楽しくするだろう」と冗談をいう余裕をみせた。マックス・フェルスタッペンはQ3終盤にポールポジションに十分なタイムを出し、フェラーリのシャルル・ルクレールをわずか0.005秒上回ったが、ターン19でトラックリミットを超えたと判断され、すぐにタイムは抹消された。
その結果、フェルスタッペンは日曜日のレースを6番グリッドからスタートすることになった。「ターン19の時点で、際どいだろうなと分かっていた」とフェルスタッペンは語った。「ターン1でちょっとしたミスがあったので、残りのラップは本当にプッシュしなければならなかった。正直なところ、アンダーステアもなかったし、コーナーを最大限に使おうとしたんだけど、ほんの少し判断ミスをしてしまった」限界までプッシュしているときは、とても微妙なマージンなんだ。もちろん少し残念ではあるけど、そのおかげで日曜日が少し楽しくなった」マックス・フェルスタッペンは今年の17レース中14勝を挙げており、日曜日に6位から順位を上げることができれば、自身のシーズン勝利記録に並ぶことになる。「もちろん勝ちたい。今日は理想的ではなかったのは確かだけど、それでも長いレースだし、もっと改善できることはたくさんあるし、少しは楽しむこともできる」マックス・フェルスタッペン「1コーナーでミスをしたので、残りのラップはできる限りプッシュしなくてはならなかった。19コーナーはギリギリだとわかっていたけど、トラックリミット違反をとられ、タイム抹消となってしまい残念だった。アンダーステアだったわけでもなく、コーナーを最大限に攻めた結果だった。限界まで攻めるとその分マージンは少なくなってしまう。予選結果は残念だったけど、決勝がよりおもしろくなると思う。今は明日のスプリントで、そして日曜日の決勝でも勝てるように気持ちを切り替える。長いレースウイークなのでなにが起こるかわからないけど、楽しみたいと思う」
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