マックス・フェルスタッペンは、かつてほどF1が「好き」ではなくなったことを認めた。フェルスタッペンは、3年連続のドライバーズタイトル獲得に向けて順調に進んでいるが、最近、「ショー」を盛り上げるためのルール変更について率直に発言している。
「ずっと愛してきたこのスポーツのことを心配している」とフェルスタッペンはDe Telegraafに語った。「今でも好きだけど、ある程度だね。変化に完全に反対しているわけではないけど、F1にとってプラスになるような調整でなければならない」「うまくいっているのに、なぜ変える必要があるのだろう? 僕は従来の予選セッションで十分だと思う。お金のためだけに変更を加えるべきではない」フェルスタッペンは、2028年に現在の契約が終了する前にF1を辞める可能性さえあるという主張をさらに倍加させた。「人々は『彼は大金を稼いでいるのに、何を文句を言っているんだ』と思うかもしれない。でも、それはウェルビーイングの問題であって、いくら稼ぐかではない」とフェルスタッペンは語った。「時々、やらなければならないことが多すぎると思うし、それでもやる価値があるのかと考えることもある。1年に1カ月以上もマーケティングに費やしていると、ある時点でもうそんな気分じゃなくなることもある」フェルスタッペンはまた、レッドブルの現在のレベルが今後数年で急降下する可能性があることを警戒している。「そうなったら、それはとても悪いことだし、劇的なことだと思う」とフェルスタッペンはコメント。「僕たちの周りには優秀な人たちがたくさんいるので、チームがあそこまで後退するとは思っていないけどね」「このスポーツでは、チームとしてうまくいかないことは常にあり得る。それから、どういう展望を持ち、どういう見方をするかということだ」「しかし実際のところ、自分が3年間もミッドフィールドで走るとは思えない。それなら家にいるか何か他のことをした方がいい。でも、繰り返しになるけど、僕にはそのようなことが起こっているとは思えない」