マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1モナコGPの予選でポールポジションを獲得。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のラップタイムに遅れをとっていることは最終セクターに向かっているときに分かっていたのでラップの最後に「すべてを賭けた」と語った。フェルスタッペンは、スイミングプールのセクションでバリアに触れ、アンソニー・ノゲスの出口で再びバリアに触れ、セクター3だけでアロンソに対して0.28秒縮め、最終的に0.084秒の僅差で上回り、ポールポジションを獲得した。
フェルスタッペンはQ1、Q2とコンスタントに速かったが、Q3では次々と自分より速く走るドライバーが現れ、最後の力を振り絞ることになった。「1周目はとにっくタイヤのウォームアップと、すべてのセクターをまとめるのに少し苦労した」とフェルスタッペンは語った。「でも、彼らの改善したので、最終ラップでやらなければいけないことは分かっていたし、最終セクターに入るときには、彼らに差をつけられていることも分かっていたので、最終セクターでは全力でプッシュして、ラップタイムを取り戻すためにすべてを賭けるしかなかった。幸運にもうまくいった」フェルスタッペンは、ポールポジションを獲得した最終セクターでは「ガードレールや壁に少し触れた」ことを認めた。「最終セクターはいつも速かったけど、最終ラップはもっとハードに攻めた」マックス・フェルスタッペン 「最終セクターに入るときにアロンソに差をつけられていることは分かっていた」フェルスタッペンのファイナルラップの序盤は、タイヤの準備が思うように進まず、やや危なっかしい展開となった。「残念なことに、僕の前に何台かのクルマがいて、思っていたよりも少しゆっくり運転しなければならなかった。おそらく途中で中断して再び走り出したのだと思う」とフェルスタッペンは説明した。「理想的なラップのスタートとは言えなかった。おそらくそれが、セクター1が少し落ち込んで、それから徐々に上がってきた理由なのかもしれない。ここでは自信も重要だからね」「タイヤが完全に準備できていると感じられない売、ターン1でブレーキを強く踏めなかったり、すべてが少し妥協してしまう。だから、ここで完璧なラップをするためには、いろいろなことが関係してくる」他の何人かのドライバーは、赤旗や黄旗のリスクを避けるためにセッションの早い段階で最終ラップを行ったが、フェルスタッペンは最後の最後に走るチャンスを得た。「それがポールポジションを獲得するための最良のチャンスだと思ったからだ」とフェルスタッペンは説明した。「どのクルマも、1周の間にタイヤがどのように温まるかで少しずつ反応が違うし、僕たちにとっては、あのようにするのが正しい選択だった」今季3回目のポールポジション獲得は、フェルスタッペンにとってF1モナコGPでの初ポールポジションとなる。今回のラップは自分のベストにはランク付けされていないが、「十分な結果だし、ここで初ポールを獲れたことがうれしい」とフェルスタッペンは語った。「いつもすごく忙しいん。やっとQ3でもクリーンな走りができたし、限界までプッシュできたのはみんなにとってもよかった。予選は全体的にうまくいったと思う」
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