2023年F1マイアミGPの金曜プラクティスが終了し、マックス・フェルスタッペンがタイムシートのトップに立った。FP1で4位だったフェルスタッペンは、午後のセッションでカルロス・サインツとフェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールを抑えて最速タイムを記録した。レッドブル・レーシングのチームメイトであるセルジオ・ペレスは4番手だった。「いい一日だった」とマックスは振り返る。「スタート時は路面に慣れるのに苦労したけど、1日を通してグリップが良くなった。マシンのフィーリングも良く、バランスも良かった」
「特にレーシングラインの外は滑りやすかったけど、それは誰にでも言えることだ。肝心なことは、良いバランスを築くことができたということで、これには満足している」残りの週末を前にして、マックス・フェルスタッペンは「いくつかの課題がある。本来なら、すべてのコーナーで速く走りたいところだが、そうもいかない。でも、全般的にはポジティブな1日だった」と語った。FP2のスタート時、周囲温度は28度と高いままだったが、路面温度はプラクティス1の48度から40度まで下がった。セッションの序盤、フェルスタッペンはオープニングラップでミディアムタイヤで最速タイムを記録。その直後、フェラーリ勢がトップ争いに加わり、サインツとルクレールがマックスのタイムを上回った。次のフライングラップでフェルスタッペンは1位を取り戻し、ピットに戻った。セッション開始から20分、多くのチームが予選シミュレーションに集中し、ソフトタイヤが選択された。マックスは最初のアタックでトップタイムを記録し、その後のフライングラップでこのセッションの上位をキープすることに成功した。 最後の3分の1では、ロングランに移行したため、予選シミュレーションで記録したラップタイムは更新されない。ルクレールがフェラーリのコントロールを失い、ターン7でタイヤバリアに突っ込んで赤旗中断。Tecproのバリアの一部を元の位置に戻す必要があったものの、セッションは残り4分で再開されたが、リーダーボードは変わらず、フェルスタッペンが1位で金曜プラクティスを終えた。