マックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPのポールポジションを逃したのは、タイヤ準備テクニックの変更が計画通りにいかなかったためだと語った。レッドブル・レーシングは、フェラーリとシャルル・ルクレールに2023年最初のポールポジションを奪われ、フェルスタッペンはチームメイトのセルジオ・ペレスを抑えて2番グリッドを獲得した。
0.188秒差でポールを逃したフェルスタッペンは、Q3での最終走行に向けて理想的な準備ができなかったことを認めた。「この辺りはいつも、ラップ全体をまとめるのが難しい」とクルマから降りたフェルスタッペンは語った。「2回目の走行では、アウトラップで何か違うことを試したんだけど、それが最後のラップタイムには理想的じゃなかったかもしれない」フェルスタッペンは、予選後の記者会見で何が問題だったのかを説明した。「もう少し温度を上げようとしただけだ」とフェルスタッペンは語った。「FP1の後、予選でやりたいことを完全に理解できていない部分があった思う。1本目の走りは良かったけど、まだ完璧ではなかった。だからトライした」「うまくいっていたら驚くべきものに見えただろうね。それはオーストラリアでも少し起こったことだ。今回は機能しなかった」その結果、フェルスタッペンは、結果的に最終走行で十分な自信を持てなかった。「すでにその感覚を持っているときは、その前のラップほど自信がない状態でラップをすることになる。だから、ラップタイムが出なかったんだと思う」しかし、レッドブルはレースで競争力を発揮するはずだとフェルスタッペンは語る。「結局のところ、僕たちにとってはそこまで悪くない。僕たちには速いレースカーがあることは分かっているし、もちろん、主に日曜日にそれを生かす必要がある。でも、その前に、もちろん、明日何ができるか待ってみる」日曜日のグランプリのグリッドが決まったことで、ドライバーたちは土曜日の朝に別の予選を行い、その日のうちにスプリントレースを行い、日曜日のグランプリで今日の予選のグリッドポジションを引き継ぐ。フェルスタッペンは、明日の午前中に行われる2回目の予選に参加することを熱望しているという。「そこで何ができるかを見るために楽しみにしている」とフェルスタッペンは語る。「たぶん、もっとうまくやるための小さなことをいくつか見つけられると思う」「でも、全体としては、クリーンな状態を保つことが大事なんだ。このあたりはミスを犯しやすいので、それは絶対に避けたい。そして、何が起こるか見てみよう」