マックス・フェルスタッペンは、アレクサンダー・アルボンやニック・デ・フリースなど、F1グリッド上の他のドライバーと自分のトレーニングのニーズがどのように異なるかを説明した。ニック・デ・フリースは、2022年F1イタリアGPでアレクダンダー・アルボンの代役を務めたときに感じた身体的衝撃について語っている。ポイントを獲得したデビューレースで疲れ果てたデ・フリースは、無線でエンジニアに車から降りるのに助けが必要かもしれないと伝えた。
身長が167cmと小柄なニック・デ・フリースは、この冬の課題としてマックス・フェルスタッペン(181cm)やアレクサンダー・アルボン(186cm)以上に身体を鍛えなければならないと語っている。マックス・フェルスタッペンは、ニック・デ・フリースとアレクサンダー・アルボンの両方が筋肉を維持するために懸命に働かなければならないが、彼自身はトレーニングに関しては別の問題に直面していると語る。「全員、体型が異なる」とマックス・フェルスタッペンはViaplay F1 Talksに語った。「ニックとよく話しているし、彼は筋肉を維持するために多くのトレーニングをしなければならないことを知っている」「それはアレックスも同じで、筋肉を維持するためだけにかなりの数のプロテインを飲んでいるみたいだね」「僕にとっては逆だ。筋肉があまり減らないし、車の運転に大きな問題を抱えていることもない。でも、体重を限界まで維持することにもっと苦労している」「食べたいものを食べられる幸運なドライバーもドライバーもいるけど、彼らは筋肉を維持するためにもう少しトレーニングをしなければならない。自分の体が何を必要としているのかがわかったら、それがトレーニングの方法になる」ニック・デ・フリースと同じように、2022年シーズンにハースF1チームでサプライズF1復帰を果たしたケビン・マグヌッセンは、F1マシンでのレースのフィジカル面での要求を思い知らされ、開幕戦で首に問題があると話した。マックス・フェルスタッペンは、首への要求がF1ドライバーが経験する最悪の問題の1つだと感じている。「僕にとって最悪なのは首や頭を持ち上げられないことだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「首にかなり苦しむのは最悪だ。残りは少し補うことができるけど、コーナーを通過しているときに頭が落ちると非常に難しい」