2022年のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1最終戦アブダビGP決勝で圧巻のシーズン15勝目を飾り、シーズン最多勝利記録を塗り替えた。58周レースで1周を除く全周回をリードしたマックス・フェルスタッペンがチェッカーフラッグを受けると、彼のレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼは「最高だ。パーフェクトな形でシーズンを締めくくった」と語りかけた。
マックス・フェルスタッペンはこれに応え、「素晴らしい1年を締めくくる最高の形だね。本当に誇りに思う」と返した。「アブダビでまた勝てて信じられない気分だし、シーズン15勝なんて信じられない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「1ストップ戦略が上手くいき、良いレースになった。今日はタイヤマネージメントが最重要だった」「チェコがシャルルよりも上の順位でフィニッシュできるよう、僕たちはチームとしてできることをすべてやった。僕たちは戦略を分けたけれど、今日は上手くいかなかった。今シーズン全体としては、チームとして大きな成果を挙げたので、全員が誇りに思って良いと思う。来年への大きなモチベーションになる」「僕たちは驚異的なシーズンを過ごしてきた。アブダビとファクトリーにいるチーム全員に感謝したい。このスポーツには献身が求められるけれど、オラクル・レッドブル・レーシング全員がそれを持ち合わせているのは明らかだ。冬休みを心から楽しみにしているし、チーム全員が良い冬、そして家族や友人との時間を得られることを願っている」