マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第17戦シンガポールGPで2度目のF1ワールドチャンピオンを獲得する可能性がある。今シーズン11勝を挙げているマックス・フェルスタッペンは合計335ポイントを獲得。ランキング2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に116ポイント差、ランキング3位のセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)に125ポイント差をつけている。
残りで獲得できる最大ポイントを考えると、F1シンガポールGPを終えた時点で二人に138ポイント差をつけるとマックス・フェルスタッペンの2年連続のF1ワールドチャンピオンが確定する。それを実現するためには、まずはマックス・フェルスタッペンは優勝が絶対条件。その場合、ランキング4位以下のタイトル獲得の可能性は閉ざされる。まず、マックス・フェルスタッペンが優勝に加えてファステストラップの1ポイントを加点した場合、シャルル・ルクレールが8位以下(4ポイント)以下、セルジオ・ペレスが4位以下(13ポイント以下)でタイトルが獲得する。ファステストラップを記録できなかった場合、シャルル・ルクレールが9位以下(3ポイント以下)、セルジオ・ペレスが4位以下でファステストラップを記録しない(12ポイント以下)が条件となる。それ以外の場合、マックス・フェルスタッペンのタイトルは次戦F1日本GPに持ち越しとなる。予選で燃料不足というミスに見舞われたマックス・フェルスタッペンは8番グリッドからレースをスタート。i一方、シャルル・ルクレールとセルジオ・ペレスはフロントローからスタート。オーバーテイクが難しいマリーナ・ベイ市街地コースではタイトル確定は難しいタスクとなるだろう。F1シンガポールGPは雷雨によってスタートがディレイとなり、22時5分(現地時間21時5分)からフォーメーションラップが開始される。