マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの予選を2番手で終えた。Q3最初のアタックで、マックス・フェルスタッペンはセクター1&2でライバルたちを大幅に上回ったが、ストウ・コーナーでハードに攻め過ぎてスピンを喫してしまう。マシンを立て直したものの、最初のフライングラップは下位に沈んだ。
2回目のフライングラップをノートラブルでまとめたマックスは1分44秒887でルクレールに肉薄すると、次のラップで1分42秒996まで縮め、ルクレールとハミルトンを抑えてQ3初の首位に立つ。ポールポジション争いは “誰が正しいタイミングで正しい場所にいることができるか” を競う展開となっていった。残り1分となり、カルロス・サインツJr.がトップに立ったかと思えばシャルル・ルクレールがそれを奪い返す。しかし、フェラーリ勢のすぐ後ろでマックスが1分41秒055をマークし、再び首位を奪う。トップ4台はチェッカーフラッグが振られる直前にコントロールラインを通過。しかし、大詰めのフライングラップで好転するコースコンディションを最大限に活かしたのは1分40秒983を叩き出したカルロス・サインツJr.だった。マックス・フェルスタッペンのセクター2はイエローフラッグによって損なわれ、減速を強いられて2番グリッドに収まった。「良い予選だった。マシンは快適だった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「言うまでもなく、コース上は滑りやすかった。Q3のあの360°スピンは新しいタイヤウォームアップのテクニックだよ(笑)。ともかく、僕たちは全体的に良い仕事ができたと思うし、素晴らしいレースマシンが手にできている」「Q3は、ウェットコンディションのときはひときわ運が左右するようになる。イエローフラッグが出てしまい、最後のラップでタイムを更新できなかった。あれでポールポジションを失ってしまった」「見て分かる通り、トップグループは非常に僅差で、フェラーリ勢はとても強力だ。明日は接近したバトルになると思うけど、僕たちがフェラーリよりも前でフィニッシュできることを願っている。ウェットでもドライでもマシンは好調なので、明日のレースでも好調なら勝てる可能性は十分にあるはずだ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)/ イギリスグランプリ 予選