レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPのスタート時にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がスペースを空けたことは驚くことではないと語る。メルセデスはフロントローをロックアウトしたが、オープニングラップの1コーナーでマックス・フェルスタッペンの先行を許し、そこからはフェルスタッペンの独壇場だった。
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフとルイス・ハミルトンは、バルテリ・ボッタスの甘いディフェンスに苦言を呈したが、マックス・フェルスタッペンは1台分のスペースを残さなければならず、過度にドアが開いていたわけではないと語る。「いじれにしろ1台分の車幅を残さなければならないので、彼らができることはあまりなかった」とマックス・フェルスタッペンは Sky F1 に語った。「彼らはすでに並んでいたし、僕たち3ワイドになっていた」「スタートが本当に重要になることはわかっていたので、ターン1に向けて3ワイドに進んだ。あとは誰が最もブレーキを遅らせるかだった」「僕はアウトサイドを回ってリードを奪った。基本的にそれが僕のレースを決めた。その後は自分のペースでレースをコントロールすることができた」マックス・フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、2位のルイス・ハミルトンを追い詰めたが、最終的にはホームレースで堅実な3位フィニッシュを達成した。マックス・フェルスタッペンは最近のラウンドでのペレスの改善を認め、チームメイトが表彰台でホームの観衆の前で祝うのを見て喜ばしかったと語った。「最後の数レースのチェコは本当にペースを手に入れた。彼はそこにいる」とマックス・フェルスタッペンは語った。「彼は最後までルイスにもプレッシャーをかけていた。両方のマシンが表彰台に上がるのは本当に良いことだ」「そして、特にここがホームグランプリでのチェコにとって、それを見るのは素晴らしかった」残り4戦でマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに対するリードを19ポイントに広げた。それでも、タイトルについて夢を見始めてはおらず、ブラジルでの次のラウンドに集中し続けている。そこでは、3回目のスプリント予選が実施され、追加ポイントが得らえる。タイトルに手が届きつつあると感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうは思わない」とコメント。「ブラジルでもう一度挑戦し、同じポイント、もしくはスプリントレースでそれ以上のポイントを獲得し、さらにリードを維持したい」「それが毎週末の目標であり、僕はそのような夢を見始めてはいない。アブダビまでずっと戦わなければならない」
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