レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ウェットコンディションのスパ・フランコルシャンで行われたF1ベルギーGPの予選でポールポジションを獲得した。予選Q3で2分を切ったドライバーはマックス・フェルスタッペンのみ。F1キャリア通算9回のポールポジションからレースをスタートする。2番手にはジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を0.013秒の僅差で上回ってフロントローに並ぶ。
「とても油断できない状況だった」と予選後にマックス・フェルスタッペンは語った。「マシンをコース上に留まらせて、正しいタイミングでタイヤを正しい温度に入れるのが難しかった。中断の後、再び路面コンディションにアジャストするのは簡単ではなかったけど、最終的に僕たちは1番になれた」全長7.004kmのスパ・フランコルシャンは、レースをするのに特別な場所だ。「ドライブするのに素晴らしいトラックだけど、雨のなかでは非常にチャレンジングだ。雨のなかで限界までプッシュしなければならない場合はかなり危険をはらんでいる。他のマシンでもここを走ったことはあるけど、軽い燃料のF1マシンで走るのは本当に素晴らしい」タイヤ選択もはっきりとはしないコンディションだった。「トラックは非常にウェットに見えたので、フルウェットで出ていきたいと思ったけど、それらは数秒も遅い。それで、インタミディエイトに交換したけど、それらは大量の水を処理することはできない。それが難しくさせた」とマックス・フェルスタッペンは語った。それでも、マックス・フェルスタッペンは今日の内容に満足していると語る。「夏休み後に今回のような予選をしてポールポジションに戻ることができてとてもハッピーだ」