レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでのパンクの後、タイヤは問題なく安全だった主張したのにも関わらず、新しいリアタイヤを導入しようとしているピレリに疑問を投げかけた。マックス・フェルスタッペンは、バクーの市街地サーキットで優勝は確実かと思われたが、レース終盤に左リアタイヤが故障してリタイア。結果としてセルジオ・ペレスのレッドブル・ホンダF1移籍後初勝利へと繋がった。
同じような事故はレースの早い段階でアストンマーティンF1のランス・ストロールにも発生したおり、高速でのクラッシュにも関わらず、幸いにも二人は無傷だった。ピレリは事件を調査し、タイヤには問題はなかったとし、両チームが低いタイヤ空気圧で走行していたことが原因である可能性が高いと宣言した。それにもかかわらず、ピレリは今週末のF1オーストリアGPで新たに強化したリアタイヤをテストする予定となっている。マックス・フェルスタッペンは、タイヤに何も問題がないと言っているにもかかわらず、なぜピレリが新しいゴムを導入したいと思っているのかと疑問を投げかけた。「何も問題がないのであれば、変更する必要はなかっただろう。僕にはなんでそんなことをするかは明らかだけどね」とマックス・フェルスタッペンは DeTelegraaf に語った。「それがすべての人にとってどのように機能するかを見ていくけど、それについて心配してはしていない」「自分が正しいことを証明する必要はないけど、何かがおかしいのは明らかだ」当初、新型タイアyのテストは金曜日に予定されていたが、雨が予想されるため、テストは土曜日の最終プラクティスまで拡張される可能性がある。実際、新しい強化タイヤはリア専用で、変更を推進したのはF1アゼルバイジャンGPの故障ではなく、ピレリの18インチのテストであると報じられている。報道によると、低いタイヤが空気圧のストレスに耐えるためにより堅固な構造を必要とする18インチタイヤの開発テストで得られた経験が生かされているという。新しいタイヤは、承認が得られれば、F1イギリスGPから導入される。
全文を読む