レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1アイフェルGPの初日に悪天候で走行できなかったことが残りの週末にそれほど影響を与えることはないと考えている。2013年以来のニュルブルクリンクで開催されるF1アイフェルGPだが、初日は雨が降り続け、メディカルヘリが飛べないことで、90分の2回のフリープラクティスはどちらも走行を行うことなく終了となった。
トラックに慣れ、マシンをセットアップするための時間はフリー走行3回目の60分だけとなったが、それでも、マックス・フェルスタッペンは「そこまで悪いことではない」と ZiggoSport に語った。「データが少なくなり、みんなにとってトラックを知るための時間が少なくなる。特に僕たちはエンジンのセットアップやエネルギーの使い方のためのデータを得ることができなかった」「ここではF3マシンでしか走ったことがないけど、ウェットとドライの両方の路面を走ってかなりいい感じだった。第2レースではリードしていたけど、エンジンがブローした。でも、スピードは良かった」また、ホンダのF1撤退発表によってレッドブルが置かれている状況についてマックス・フェルスタッペンは以下のように語った。「実際、かなりリラックスしている。僕がそこに影響を与えることはできないし、彼らは解決策を見つけるために非常に忙しくしている」とコメント。「ホンダが撤退するのは残念だけど、僕たちにはまだ良い結果を出すために1年半残っているし、それが僕たちが目指していくことだ。何が起こるかを見るのはその後だ」「来年、僕たちは新しいエンジンを手に入れるし、ホンダは懸命に仕事を続けている。そこは問題にはならない。その後、僕たちはどうなるか見ていかなければならないけど、推測しても何に役にも立たない」F1アイフェルGPの見通しについて、マックス・フェルスタッペンは表彰台のチャンスはあるが、メルセデスを相手に勝利を争うのは難しいだろうと語る。「明日の3回目のプラクティスではトラックを知るためにより多くのラップを重ねるつもりだ。F1カーでここを走ったことはないからね」とマックス・フェルスタッペンは語る。「僕たちには表彰台を獲得するチャンスがある。でも、夢を見るべきではない。僕たちは全体的に遅すぎる。雨が降っても、ドライ路面でも、僕たちがレースに勝つにはいくつか運が必要だ。ドライかウエットかは気にならない」