レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1トスカーナGPでライバル勢の“一歩先を行く”ためにムジェロ・サーキットをGTカーで1日運転したことを明らかにした。ムジェロ・サーキットは新型コロナウイルスの影響によって改訂された2020年のF1世界選手権で当初のカレンサーにはなかったサーキットのひとつ。今週末のF1トスカーナGPが同サーキットでは初のグランプリとなる。
F1チームは、今年改訂されたスケジュールに追加されたサーキットをF1マシンでテストすることを禁止されている。そのため、マックス・フェルスタッペンはムジェロを含めた新しいサーキットの大部分を習得するためにGTカーを使用して走行を行ったことを明らかにした。「数週間前にドライブするためにここにいた。以前にここで走ったことがなかったからね」とマックス・フェルスタッペンは説明した。「それがトラックを学ぶ最善の方法だと思う。シミュレーターで走ることはできるけど、僕はそれはしていない。少ししか読み取ることができないしね」「もちろん、クルマは少し遅かったけど、それでも楽しかった。丸一日ドライビングをしたし、それほど悪くないと思った」「イスタンブール以外のトラックはすべて走っている。その必要はなかった。大部分のトラックは予約で一杯だったり、とても忙しい。それはかなり普通のことだ」マックス・フェルスタッペンは、先週末のF1イタリアGPでエンジンのオーバーヒートによってリタイアを余儀なくされ、2020年にタイトルを獲得するという希望は大きな打撃を受けることになった。F1トスカーナGPでのレッドブル・ホンダF1の見通しについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「間違いなく、モンツァよりも悪くなることはないと思う」とコメント。「良くなると思うし、メルセデスの後ろのそれなりの場所に戻れるはずだと思っている。もちろん、新しいトラックなので、まずはマシンをどうセットアップするか見極めなければならない」「そのためにいくつか変更を施さなければならないのは確かだ。でも、全体的にポジティブな週末を過ごすことができるとかなり自信を持っている」