レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1ベルギーGPでメルセデスを倒すのは難しいかもしれないが、全力を尽くして戦い続けると語る。スパ・フランコルシャンの高速区間と高低差のあるコース特性は、最強のエンジンを誇り、ストレートスピードで優位に立つメルセデスが有利だと考えるのは論理的だ。
F1ベルギーGPの週末に向けて、特別なドライバーキャップを身に着けて会見に挑んだマックス・フェルスタッペンは「今年、ファンがいないは残念だ。いつも素晴らしい雰囲気を作り出してくれているからね。でも、ここにいるのは素晴らしいことだ。速いコーナーがたくさんあお気に入りのトラックだ」と記者会見でコメント。また、2020年のF1カレンダーには11戦が残っており、現在、マックス・フェルスタッペンはランキング2位につけている。自分はタイトル候補者かと質問されたマックス・フェルスタッペンは「普通に言えばノーだ」とコメント。「僕たちがもたらせるアップグレードの数には限りがあるし、今年はレースが次々と続くからね。小さなアップデートをもたらすことはできるけど、大きなアップデートをもたらすことはできない」「でも、僕はポジティブだし、現実的だ。おとぎ話を信じていないけど、私たちは予想以上の成績を収めてきた。メルセデスは僕たちよりも速いけどが、僕たちはできることを最大限に活用してきた」「もちろん、僕たちは2位や3位になるためにここにいるわけではない。チャンピオンシップのために戦いたい。でも、現在の僕たちがその立場にないことを受け入れなければならない」「純粋なスピードに関しては、僕たちは最速ではない。勝つためには、彼らが悪い日を過ごしたり、不運だったりする必要がある。僕たちにはやらなければならないことがたくさんある」ただし、スパ・フランコルシャンは過去数年間でメルセデスが必ずしも勝利を確実に収めてきたわけではない。「でも、最高スピードと長いストレートのため、僕たちのベストトラックでもなかった。メルセデスを倒すのは難しいだろう。彼らはマシンと全体のパッケージで非常に支配的だ。もちろん、諦めて位はない。僕たちは全力を尽くすし、それが僕たちのチームの考え方だ。僕たちは戦い続けていくし、巡ってくるあらゆる機会を生かしていく」
全文を読む