レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、11月にイモラ・サーキットで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPでプラクティスセッションが90分の1回しか開催されないという決定は“馬鹿げている”だと非難した。イモラ・サーキットは2006年以来F1カレンダーに復帰。現役F1ドライバーで以前にF1マシンでレースをしたことがあるのはキミ・ライコネン(アルファロメオ)ただ一人となる。
F1エミリア・ロマーニャGPは2デー開催となり、金曜日にアクションは行われない。土曜日の朝に1回の90分間のプラクティスセッションを行った後に予選が開催され、日曜日に決勝が行われる。しかし、F1ドライバーの大多数がイモラをF1マシンで走行した経験がなく、マックス・フェルスタッペンはそのようなサーキットで走行機会が限ることは悪い動きだと感じていると語る。「知っているトラックで最近のマシンで運転したことがあるならば、まったく問題はないと思う。でも、新しいトラックで1回しかセッションがないなんて・・・」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「結局のところ、誰にとっても同じことなので問題はないけど、少し間違っていると思う。いくつかのことを整理して、すべてが正常に機能していることを確認するには、1回ではなく、2回のセッションが与えられるべきだ」「2デーのフォーマットはあまり気にはならないけど、プラクティスセッションは2回提供されるべきだ。1時間半のセッションよりも1時間を2回行う方がいい。ちょっと馬鹿げていると思う」マックス・フェルスタッペンは、2014年のヨーロッパF3選手権でイモラでレースをしており、週末の3回レースの最後のレースで優勝、ポールポジション、ファステストラップというハットトリックを達成している。「あの場所でレースをすることに非常に興奮している。ただ、彼らの方法が少し間違っていると思う。そこは残念だ。素晴らしいトラックだからね」