レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、セバスチャン・ベッテルとチームメイトとしてレースをすることになったとしても“問題はない”と語る。セバスチャン・ベッテルは、フェラーリF1から突然の電話で事実上の“戦力外通告”を受けたことを暴露しており、もはや関係は崩壊している。古巣レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ベッテルがチームに復帰の可能性は低いと繰り返している。
「セブは良い環境を必要としている。だが、我々が彼を助けるのは難しい。フェラーリが彼をあのように扱い、市場に出すことなど期待していなかったからね」とクリスチャン・ホーナーは Servus TV に語った。クリスチャン・ホーナーとレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、明確なナンバー1体制を敷くことが最も効果的だと述べているが、マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルと一緒に働くことはできると考えている。「チーム内に勝てる2人のドライバーがいてもうまくいくと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ダニエル(リカルド)と僕のようにね。セブ(ベッテル)チームメイトになっても問題はない」だが、セバスチャン・ベッテルの評価は2020年の開幕戦オーストラリアGPでさらに落ちた。イタリアの La Gazzetta dello Sport は、カルロス・サインツをリタイアに追い込みかねなかったベッテルを“新しいマルドナド”だと表現。かつてクラッシュ・キングとして呼ばれたパストール・マルドナドと比較した。 セバスチャン・ベッテルは「一日新鮮な空気の山で過ごしたはリラックスするのに役立った」と月曜日に Servus TV に堅田。また、セバスチャン・ベッテルは外部からのいくつかの発言を非難。例えば、2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグについては「彼はいつも発言することで窓から顔を出している」と評した。
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