レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1マシンで4~5周もすれば感覚を取り戻せると考えており、ライバルチームのように事前テストをする必要はないと考えている。今週、メルセデスF1はシルバーストンでプライベートテストを実施。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが2年前のF1マシンであるW09で走行を行った。今月後半にはフェラーリがフィオラノで同様のテストを実施する。
レッドブルF1は、2年前には現在のホンダではなく、ルノーのF1エンジンを搭載していたこともあり、事前テストをしないことを選択。オーストリアのプラクティスまでトラック走行は実施しない。メルセデスF1はプライベートテストから多くの利益を得ることができたと主張しているが、マックス・フェルスタッペンは自分が何かを逃しているとは思わないと語る。「それによって彼れが有利になるとは思わない。古いマシンを運転しなければならないので、僕はそれをしないことを決めた。オーストリアで4~5周走れば、再びリズムとフィーリングを見つけることができるだろう」長いロックダウン期間にも関わらず、マックス・フェルスタッペンは3月にオーストラリアにいたときよりも体調は良いと語る。モナコの自宅で自粛生活を送っていたマックス・フェルスタッペンだが、1日6時間のトレーニング積み、シムレースに多くの時間を費やしてきた。レッドブル・ホンダF1は、オーストラリアにRB16とホンダのF1エンジンの両方にアップデートを投入することを明らかにしている。
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