レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、数か月前のマックス・フェルスタッペン陣営との契約交渉は“これまでで最も簡単”なひとつだったと語る。今年1月、マックス・フェルスタッペンがレッドブルF1との契約を2023年まで延長したというニュースは、ある意味で驚きをもって受け止められた。レッドブル・ホンダのパッケージは2019年に勝利を狙えるパッケージであることを示しはしたものの、2020年に本格的にF1ワールドチャンピオンを狙える実力があるかは不明なままだからだ。
だが、クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとの交渉はスムーズに進んだと語る。「マックスと彼のマネジメントは常にストレートだし、非常に扱いやすい」とクリスチャン・ホーナーは語る。クリスチャン・ホーナーは、早期の契約延長は多くの利点をもたらしたと語る。「プラス面は、憶測を早期に解決し、誰もがそれを12か月のシナリオではなく長期的なプロジェクトだということを知ってシーズンに入りうことだ。特に2021年には大きなルールの変更が予定されていたからね」"クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルタッペンとは相互に信頼関係を築いており、今後数年間一緒に仕事を続けるための良い基盤を形成していると語る。「延長は非常に簡単だった。私がこれまでに経験した中で最も簡単な交渉の1つだった。比較的短いタイムフレームで行われた」「それは皆を驚かせたが、早いに越したことはない。新年の驚きであり、皆にとってのボーナスでだった。チームにより多くの勢いを注入する。マックスが私我々を信じていること、我々が自分自身を信じていること。それはこの戦い、メルセデスと戦えると信じている」 マックス・フェルスタッペンはレッドブル・ホンダと2023年まで契約を延長し、シャルル・ルクレールは2024年までフェラーリとの契約を延長した。これにより、二人はシリーシーズンから抜け出した。大きな問題は、メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンがどうなるかだ。「彼の選択肢はやや制限されている。それは彼をメルセデスとの力強いポジションに置くだろうか? もしくはメルセデスをより強い立場に置くことができるかだろう? 誰にもわからない。それは我々のビジネスではない。自分がそのようなシナリオにいないことをうれしく思う」