レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPの決勝レースでリタイアを喫し、1年前のベルギーGPから続いていた完走およびトップ5以上フィニッシュは21戦でストップした。5番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、1コーナーで不運にもキミ・ライコネン(アルファロメオ)と接触してマシンを破損。それがクラッシュへとつながり、早々にレースをリタイアする結果となった。
これで昨年の第13戦ベルギーGPから続いていた連続完走およびトップ5以上でのフィニッシュという記録が途絶えることになった。オランダから近く、母親がベルギー出身のマックス・フェルスタッペンにとっては第2のホームレースだった。レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「マックスはスタートが悪く、ターン1で集団のなかで身動きが取れない状態になった。コーナー途中でキミと接触し、フロントトラックロッゴが壊れ、レースは終了した」とコメント。「フラストレーションの溜まるレーシングインシデントだった。これでマックス20戦以上続いていたトップ5でのレースが途絶えることになった。彼のホームレースでその連続が途絶えてしまったのは残念だ」マッタス・フェルスタッペンは「レーススタートでは、トラクションが悪く、クラッチをリリースした際にホイールスピンを起こしたために、出遅れる形になった。その後、1コーナーに向かっていく中で、内側寄りのラインをキープしていこうと考えていた」とコメント。「一方で、僕の外側を走っていたライコネンは、おそらく僕のマシンよりも完全に前に出たと考えて、そのまま内側に向けてベストなラインを走ろうと考えたようだ。誰も責めることはできない状況で、恐らく彼は僕のことを見ていなかったのだと思う。僕が彼のマシンの隣を走っている状況で彼がインに向けてコーナリングしてきたので、双方ともに後ろに下がって避けることができなかった。結果、彼と接触し、僕のマシンのトラックロッドが破損したために、そのままオー・ルージュの壁に突っ込む形になった」「不運だったが、レースにはこういったことはつきものだ」2018年第13戦 3位第14戦 5位第15戦 2位第16戦 5位第17戦 3位第18戦 2位第19戦 優勝第20戦 2位第21戦 3位2019年第1戦 3位第2戦 4位第3戦 4位第4戦 4位第5戦 3位第6戦 4位第7戦 5位第8戦 4位第9戦 優勝第10戦 5位第11戦 優勝第12戦 2位関連:【動画】 マックス・フェルスタッペン、クラッシュで0周リタイア