レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPの予選で93戦目にして初F1ポールポジションを獲得した。今年でF1での5シーズン目となるマックス・フェルスタッペンは、これまで何度もポールポジションのチャンスを逃してきた。しかし、今週末はプラクティスからメルセデスに迫る速さを見せており、戦える予感を漂わせていた。
マックス・フェルスタッペンは予選Q3でコースレコードを大幅に更新する1分14秒572をマーク。2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)を0.018秒の僅差で上回った。マックス・フェルスタッペンは「信じられない。今日の内容にはとても満足している。クルマは週末ずっと良い感触だった。厳しくなることはわかっていたけど、達成することができた。チームに心から感謝したい。予選でのクルマは飛ぶように速かった」とセッション後のインタビューで語った。「信じられない気分だけど、僕たちにはまだやらなければならないレースがある。最終的にそれが最も重要だ」「しっかりと良いスタートを切れば、そこからレースを組み立てていくことができる。ホッケンハイムやメキシコを見れば、リードすることができれば、完全に異なるレースになる」レッドブルにとっては昨年のメキシコGP以来、ホンダにとっては2006年のオーストラリアGP以来でF1復帰後初、新生レッドブル・ホンダにとっても初ポール。マックス・フェルスタッペンはオランダ人ドライバーでは初、F1史上100人目のポールシッターとなった。