レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGPの予選で2番手タイムを記録して決勝のフロントローを獲得。予選2番手という結果は、ホンダF1としては2006年以来となる。フェラーリのマシンが信頼性の問題により走行ができなくなったため、ポールポジション争いはメルセデスとの対決とった。マックス・フェルスタッペンは最初のアタックラップにて決勝2番グリッドを決めるタイムをマークし、最後のアタックも最終セクター前まで自己ベストタイムを更新し続け速さを見せた。
「このサーキットでフロントローを獲得できたことは、僕たちチームそしてホンダにとって大きな進歩となった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「昨晩の作業でよりよいパフォーマンスを発揮できるよう改善することができ、最高の予選日となった。今朝のFP3とQ1で走行した際のマシンの感触はとてもよく満足して走ることができた。Q2ではモード設定に問題があったため、ミディアムタイヤでアタックできなかったことは残念だが、ピットですぐにセッティング修正を行うことができた」「もちろん、本来であればポールポジション争いをするはずだったフェラーリの2台が、トラブルにより走れなかったことも大きかったとは思う。しかしフロントロー獲得のためには、どの瞬間もその場にいて最大限戦うことが必要だ」「(スタート時のタイヤがソフトのため)明日の決勝はメルセデスとは違う作戦で戦う予定だ。計画とは異なるが十分に戦えると感じているので、スタートでソフトタイヤがどのように活かせるかがカギとなりそうだ。今日の予選は接戦で、決勝レースに強いマシンを準備できているのでチャンスはあると思う」「明日の天候はまだ読めないが、雨が降ればレースはおもしろくなるかもしれない。明日の決勝レースですべてを発揮して戦えるよう挑む」
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