レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1オーストリアGPで優勝を果たし、ホンダにとっては2006年以来、2015年のF1復帰後初優勝をもたらした。2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンだったが、スタートでチームメートのピエール・ガスリーの前方となる7番手まで順位を落とす。そこから追い上げを見せ、ランド・ノリス(マクラーレン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)を早々にオーバーテイク。5番手までポジションを戻した。
ミディアムタイヤでスタートしたマックス・フェルスタッペンは、第1スティントを長く走る戦略を採り、31周目にピットインしてハードタイヤに交換。4番手となってコースへ復帰し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の前方に出た。ここから、前を行くセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)をとらえるべく、猛チャージをかける。マックス・フェルスタッペンは、見事なバトルを見せ、前方の3台をコース上で次々とオーバーテイク。残り3周で首位に躍り出ると、チェッカーまでリードを保ち、ッホンダにとってはF1復帰後初、さらにレッドブルとの提携後の初優勝を果たしました。「最高のレースができたし、チームに2度目のホームGP優勝を届けられてうれしい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「スタートではアンチストールを作動させてしまい、7番手までポジションを落とすという残念な形になった。ただ、そこからのペースは本当によくて、冷静になるよう努めながらプッシュし続けた。第2スティントでは、マシンが素晴らしい力を発揮し、これが勝利の決め手になった。そうは見えなかったと思うけど、バルテリをパスしてから、かなり力強いペースがあるので勝てるかもしれないと思うようになった。とにかくプッシュして全力で走り、決してあきらめなかった」「残り数周でシャルルをパスしたときは、最高にハッピーな気分だった。かなりの接近戦になったが、もしあのようなバトルができないのなら、家にいた方がましだと思う」「Aston Martin Red Bull Racingのみんなに大きな感謝を伝えたい。どんな週末でもみんな本当によくやってくれたし、アップグレードもうまく機能したと思う。ここにいるクルーやファクトリーのスタッフ、そしてもちろんホンダのみんなにも感謝している。彼らにとっては、ここまでの間、簡単な道のりではなかったと思う。彼らのためにも、今日勝利できたことは本当に最高だったと思う」関連:2019年 F1オーストリアGP | 決勝レース 動画ハイライト
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