レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ホンダにもっと強力なF1エンジンを開発し続けるよう要求した。レッドブルのワークスエンジンパートナーであるホンダは、F1フランスGPで早くも“スペック3”エンジンを投入してF1界を驚ろかせたが、F1フランスGPではメルセデスとフェラーリとのギャップが縮まったようには見えなかった。
マックス・フェルスタッペンは、元レッドブルのエンジンサプライヤーであるルノーが明らかな前進を果たしていると認める。「マクラーレンでさえ、ストレートでとても速かった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「クルマのバランスには満足しているけど、僕たちは競争力を維持するために取り組み続ける必要がある。そして、僕たちにはもっと強力なエンジンが必要だ」F1フランスGPの予選後、マックス・フェルスタッペンはルノーのF1エンジンを搭載するマシンが予選で突然速くなったのは“パーティモード”のセッティングのおかげだと語っていた。ホンダもパーティモードを強化しなければならないかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「今後のレースでそれが登場するのは間違いない」とコメント。「僕たちはルノーがエンジンの特別な作動モードで著しいパワー増加を得ているのを目にしている」次戦F1オーストラリアGPはレッドブルのホームレースであり、何千人ものオランダ人ファンが集結することが予想されている。「それでエンジンのパワーが増加するわけではないけどね」とマックス・フェルスタッペンは笑う。「ファンが来てくれるのはいつだって嬉しいけど、奇跡は期待していない」