マックス・フェルスタッペンは、ロマン・グロージャンの“今のF1レースはカートでレースをするよりも楽”という意見に反論した。最近、ルイス・ハミルトンは、“レースをやっても、その後にもう2~3レースすることができる”と語り、ロマン・グロージャンも上記の比喩で今のF1マシンの身体的な負担の少なさを嘆いていた。
しかし、マックス・フェルスタッペンは彼らの意見には同意できないと語る。「15歳のときは簡単にやっていたけど、今カートでレースをすれば完全に疲れ果ててしまうだろうね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、今の僕が体力的に低下しているという意味ではない。カートをやっている友達をF1カーに乗せたら、彼らは翌日酷い首の痛みに苦しむだろう。比較するのはまったく意味のないことだと思う」「動かす箇所が違うので異なる筋肉を使うし、準備も異なる。それはすべてのスポーツでそうだと思う」ホンダは、F1フランスGPで“スペック3”エンジンを投入するが、ホンダ系ドライバーは揃って“小さなステップ”だと主張している。「物凄い大きいというわけではないけど、あらゆる小さなステップが助けになる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕たちはまだシャシーとエンジンの両面で大きなステップを果たすことができる。フェラーリに置いていかれないためにはそうする必要がある」「僕たちのクルマは彼らよりも優れているけど、ストレートで1秒離されると難しい」マックス・フェルスタッペンは、2019年にレッドブル・ホンダが勝てなければチームを移籍する可能性があるとの噂を含めて、将来についての推測を否定した。「将来についてまったくストレスは感じていない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「いつも言っているけど、これは面白いプロジェクトだし、とても楽しんでいる。どうなるかは時間だけが知っている」