レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、冬の間のチームの仕事には満足しているが、レースがまだスタートしていない現時点で新たにホンダのF1エンジンを搭載したRB15の相対的なパフォーマンスを判断するのは難しいと語る。レッドブル・レーシングは、ルノーとの長期にわたるエンジン契約を解消し、今年からホンダのワークスパートナーとしてF1を戦う。
F1バルセロナテストでは残り2日目のピエール・ガスリーのクラッシュによるパーツ不足が原因でパフォーマンスランをすることができなかったが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダがメルセデスの前にいると強気な発言を繰り返している。F1オーストラリアGPの木曜記者会見でヘルムート・マルコの発言について質問されたマックス・フェルスタッペンは「もうすぐわかることだよね?」とコメント。「でも、僕たちはここまで良い冬季テストを行ってきたと思うし、それほどトラブルも多くなかった。全員が協力して仕事をしていることにとても満足しているし、そこが重要だと思う」「もちろん、新しいエンジンをシャシーに統合しているけど、問題はなかったと思うし、それについてはとても満足している」「多くの走行ができたと思うし、そこはとてもポジイティブだ。でも、パフォーマンス面で僕たちがどの位置にいるかを現時点で判断するのはちょっと難しい。パフォーマンスランをする時間がなかったからね。それでも僕たちが行ってきたことには満足している」「もちろん、常に良くなっていけると思うし、全員がそう考えていると思う。ここメルボルンだけでなくてね。シーズン序盤戦で僕たちがどの位置にいるかわかってくるだろう」またホンダとの新しいパートナーシップについては「全員がとにかく非常にやる気になっているし、ポジティブだ。仕事にもとても集中している」と語った。関連:2019年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール