レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、2019年に開始するホンダとのパートナーシップが一気にスムーズに進むとは考えておらず、プロジェクトを信じ、忍耐強くいることが重要だと語る。レッドブル・レーシングは、今シーズン限りで12年間に及ぶルノーとのパートナーシップにピリオドを打ち、2019年からはホンダのF1エンジンを搭載。新生“レッドブル・ホンダ”として新たなスタートを切る。
マックス・フェルスタッペンは、近年、ルノーのF1エンジンに批判的なコメントを繰り返していたが、それは改善してほしいからこその発言だったと語る。「彼らを批判するつもりはなかったけど、僕はもっと良くしたいと思っているんだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「今、僕たちにはホンダとの契約があるけど、来年もルノーを継続していたら、進歩することを望んでいただろう」「僕は思っていることをとてもはっきりと言っているだけだ。気楽に進めてもいいと言うこともできるけど、僕はそういうのは好きじゃない。もっと良くできるはずだし、しなければならない。とにかく僕は常に完全にコミットメントしていたい」「でも、批判にはオープンでなければならないと思うし、僕はそうやって育ってきた。それに対処できないというならば、申し訳ないけど、僕はオリンピック精神で参加するためにここにいるわけではない。僕は勝ちたいし、全ての関係者がコミットしていなければならない」ホンダとの新たなパートナーシップについては長期的なコラボレーションになることを望んでいるとマックス・フェルスタッペンは語る。「長期的なコラボレーションになることを願っている。すべてが一気にスムーズに進むとは思っていないし、それを期待することはできないと思う。僕は常に集中しているけど、プロジェクトを信じることも必要だし、忍耐強くなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「シーズン開幕で実際にチャンピオンシップを争えるとは思っていないけど、とにかく今年より少しでも良くなれば、僕たちはライバルに近づけるはずだし、一貫性のあるシーズンを過ごせるとはだ。それはすでにチャンピオンシップとしては改善だ。必ずしも最高のクルマが報われるわけではない」今シーズン、マックス・フェルスタッペンは2度の勝利を挙げ、249ポイントを獲得して、ドライバーズ選手権で自己ベストとなる4位でシーズンを終えた。「成功したシーズンだったと思う。スタートは簡単ではなかったい、僕たちはそこから学んだ。それに常に自分自身に問いかけ、自分を信じることも学んだ。学ぶことを止めることはないし、常に自分を改善することができるものだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「こう言ってみよう。もちろん、5位よりはいいけど、3位や2位よりは良くない。僕にとって唯一のことはナンバー1であることだ」