マックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPのレース後にエステバン・オコンを突き飛ばしたことを悪いとは思っていないと主張。どんなスポーツでも良くあるこであり、“もっと酷い事態になっていた可能性がある”と語った。F1ブラジルGPでは、周回遅れだったエステバン・オコンが、レースリーダーのマックス・フェルスタッペンに追い抜きを仕掛けて接触。両者はスピンを喫し、マックス・フェルスタッペンはリードを失って2位でレースを終えることになった。
チェッカーフラッグ後、計量エリアでエステバン・オコンの探し当てたマックス・フェルスタッペンは、胸を数回突き飛ばし、FIAから2日間の2日間の社会貢献活動を命じられている。事件から2週間経ち、アブダビGPを控えた木曜日、エステバン・オコンを小突いてペナルティを受けたことを反省しているかと質問されたマックス・フェルスタッペン「いや、別に」とコメント。「僕は謝罪を求めていたけど、違う反応が返ってきたからね。誰だって感情的になると思う。しかも、あの時僕は勝利を失っていたんだからね。それを思えば僕はかなりい冷静だったと思う。もっと酷い事態になってもおかしくなかった」「相手を押すぐらいはどんなスポーツでもあることだ。実際、2日前にサッカーでそれを見たばかりだしね。だから、僕としてはあれはかなり冷静な対応だったと思う」「何を期待してるの?彼と握手でもしろと? 1位ではなく、2位にしてくれてありがとうとでも言えと? あれはごく当たり前の反応だと思ってる」「FIAからは2日間の社会貢献活動を命じられたのは確かだ。何をするかはこれからわかる。でも、皆さんはあの計量エリアでどんな言葉が交わされたか知らない。僕が彼を押してるところを見ただけだ。あの時の会話の流れは知らない。それを知ったらちょっと変わると思うけどね」では、エステバン・オコンはどのような言葉を発して怒らせたのかと聞かれたマックス・フェルスタッペンは「僕が予想もしていなかった言葉だ」と回答。「それが何だったのかはもうどうでもいいことだ。とにかく物凄くムカついたね。謝ることすらしなかった。レース後はまだ体が静まっていないのかもしれない。思ったような答えは得られないのかもしれない」 「僕たちはロボットではない。感情がある。クルマにロボットを乗せでもしない限りはずっとそうだろう。でも、そんなもの誰も望んでいない」
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