レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1中国GPのレース終盤でのセバスチャン・ベッテルとの接触の責任を全面的に認めて謝罪した。レッドブル勢は、30周目にトロロッソの同士討ちによってセーフティカーが導入された際にダブルストップを刊行して新品のソフトタイヤに交換。この戦略が有利に働き、マックス・フェルスタッペンは猛烈な追い上げをみせる。
ルイス・ハミルトンにアウトからオーバーテイクを試みてコースオフを喫して順位を落としたマックス・フェルスタッペンだったが、その後ハミルトンを攻略し、セバスチャン・ベッテルにターゲットを定めた。マックス・フェルスタッペンは、1ストップ戦略でタイヤに苦しんでいるセバスチャン・ベッテルを抜くために最後から2番目のコーナーでイン側に飛び込んだが、ターンインしてきたベッテルに衝突。この事故でフェルスタッペンには10秒ペナルティが科せられ、4位でチェッカーを受けたものの、5位へと降格している。「彼がタイヤで苦しんでいるのが見えた。コーナーでブレーキングを遅らせようとしようとしたら、リアを少しロックさせてしまい、衝突してしまった。もちろん僕の責任だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「望んでやったことわけではないし、後からもう少し待つべきだったと言うのは簡単なことだ。そうするのがベストだったのかもしれないけど、不運にもこうなってしまった」同じタイヤ戦略をとったチームメイトのダニエル・リカルドは、次々と華麗にオーバーテイクを決めて優勝。マックス・フェルスタッペンのミスがなければ、レッドブルには確実に1-2フィニッシュできる速さがあった。一方、接触によって失速したセバスチャン・ベッテルは、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に先行を許して8位でレースをフィニッシュしている。レース後、マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルと言葉を交わしている姿が目撃されている。 セバスチャン・ベッテルと友好的な対話はできたのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうだね。誰だってこのような立場や状況は経験しているし、ドライバーとして話し合うことができる」とコメント。F1バーレーンGPでのルイス・ハミルトンとの接触に続いて事故を起こしたことで、マックス・フェルスタッペンにはもっと冷静にレースをするべきだとの声も上がっている。「そういったコメントするのは簡単だ。今は状況は思い通りにいっていないけど、だからといって僕が落ち着かなければならないの? 僕はそうは思わない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「あのようなことが起きたのは単純に運が悪かっただけだ。とにかく全てを分析して、もっと強くなって次のレースに戻ってこられるよう努力するだけだ」 OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "kyNDgxZjE6njWM0XPyzO2EvVTTb__0xN");});関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!
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