マックス・フェルスタッペンは、レッドブルがメルセデスのエンジンを搭載していればF1を支配していただろうと考えている。レッドブルは、2010年から2013年までルノーのF1エンジンでダブルタイトルを4連覇したが、2014年に現在のV6ターボハイブリッドが導入されて以降は、特にメルセデスと比較してパフォーマンス面で大きく劣っている。
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのシャシーパフォーマンスは今でも“本当に優れている”と考えており、改善が必要なのはエンジンだけだと確信している。「僕たちがメルセデスのエンジンを搭載していたら、もう僕たちのことは見えないと思う」とマックス・フェルスタッペンは Autosport にコメント。近年、ルノーはエンジンパフォーマンスを改善してきているが、それでも2017年は“ホンダを除いた他のマニュファクチャラーよりパワー低かった」とマックス・フェルスタッペンは語り、特にMGU-Hが弱点だと考えている。「僕たちのものはメルセデスっやフェラーリのものに比べれば安定していない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、それはいくつかのことに関係している。そうでなければ、彼らはずっと前にそれを解決していただろう」レッドブルは、空力をより強調した2017年のレギュレーション変更によってタイトル争いに返り咲くと期待されていたが、大きく飛躍を遂げたのはフェラーリであり、レッドブルはシーズンの大半を3番手のチームとして走った。それでもレッドブルは3勝を挙げている。6月にはダニエル・リカルドが大混乱のアゼルバイジャンGPを制し、その後、マックス・フェルスタッペンはマレーシアとメキシコで圧勝した。昨年のレッドブルのシーズン序盤戦での躓きについて「ロードラッグ構成が重要だと考えていたkど、何らかの理由でうまく機能しなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ちょっと楽観的すぎたのかもしれない。でも、チームが非常に迅速に状況を好転させたのは見て分かったと思う。もちろん、それまでにシーズンはすでに失われていたけど、それは今後、正しい方向性に進めるという自信を与えてくれた」
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