マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1バーレーンGP フリー走行2回目でバルテリ・ボッタス(メルセデス)のマシンから外れたTウィングでマシンを破損し、多くの走行時間を失った。この事件により、Tウィング禁止への動きが加速することになるかもしれない。Tウィングは、2017年F1レギュレーションの抜け穴によって生まれたデバイス。見た目も美しくないことから、論争の的となっている。
バルテリ・ボッタスは、F1中国GPのフリー走行でもTウィングが外れるというトラブルが発生していたが、F1バーレーンGPでも再び同じトラブルが繰り返された。Tウィングがターン13で落ちたことで、改修のためにイエローフラッグが提示されたが、不運にもマックス・フェルスタッペンはそれを避けることができず、RB13にダメージを負った。「実際、僕たちはフロアを交換した」とマックス・フェルスタッペンは説明した。「こんなにダメージを負うことになるとは思っていなかったけど、もおちろん、僕たちがそこで時間を失ったのは理想的なことではない。また、ロングランを少ししかできなかった・・・でも、こうなったのは不運だった」レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、この一件に不満を露わにしており、Tウィングは禁止にすべきだと語気を強めた。「今日、我々は数千ポンドと多くの時間を犠牲にすることなった」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sport にコメント。「ボッタスだけではない。我々はハースなどでも問題を目にしている。我々はTウィングを走らせていないので負け惜しみと受けろ取る人もいるだろうが、そうではない。しっかりと調査する必要がある」「残念ながら、起こってしまったことは起こってしまったことだ。彼らはそれを禁止にするつもりはないように思う。チャーリーが今シーズンそれらを取り除くために強い要求を受けているとは思わない」チームメイトのダニエル・リカルドは3番手タイムを記録し、フェラーリとメルセデスの間に割って入った。しかし、マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの可能性について慎重なままであり、セットアップ面でまだやらなければならない作業があると語る。「少し奇妙だ。少なくともガレージの反対側はかなり競争力がありそうだけどね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕たちはまだ少し苦しんでるし、異なる構成のクルマを走らせていたので、完全には満足していない。でも、明日どうなるか見てみるつもりだ」
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