マックス・フェルスタッペンは、アイルトン・セナやアラン・プロストなら、F1ハンガリーGPでの自分の強引なディフェンスを認めてくれただろうと考えている。 F1ハンガリーGPで5位を争っていたキミ・ライコネンに対するマックス・フェルスタッペンの動きに批判の声が集まっている。ジェンソン・バトンはブレーキングゾーンで動くことは“ドライバーとして最も危険な行為”だと考えており、実際にそれをされたキミ・ライコネンもスチュワードのペナルティの出し方に一貫性がないことに不満を訴えた。
だが、マックス・フェルスタッペンはそのような批判にも動揺を見せず、ホッケンハイムのメディアデーで、過去の偉大な2人のチャンピオンだったら好意的に受け止めてくれただろうと述べた。 「僕はあの時パンクしなかったことにとてもほっとしているよ。タイヤに大きなカットが入っていたからね」とマックス・フェルスタッペンは述べた。「全て明白だ。スチュワードは何も言っていないんだし、僕は悪いことをしたなんて思っていない」 「結局のところ、僕たちはフェラーリとチャンピオンシップを争っているんだし、『どうもありがとう、ドアなら開いてるよ、さあどうぞ』なんて言うわけない。彼だって最初のピットストップの後でそんなことしてくれなかった」 「僕たちは休日のドライブを楽しんでいるのではなく、戦っているんだ。それが僕のレースに対するアプローチだ。みんなが、戦ってポイントを獲るためにここにいる」「セナとプロストだったらきっと認めてくれただろう」F1ハンガリー以降、複数の専門家がマックス・フェルスタッペンのドライビングを批判している。 Sky Sports F1 のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルもその1人だ。 元ドライバーたちからも批判されていることを指摘されたマックス・フェルスタッペンは「批評するのは人の勝手でしょ? いいんじゃないかな。読み物が増えるんだから。構わないよ。僕も暇つぶしになるしね」と述べた。
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