マックス・フェルスタッペンは、初勝利を飾ったスペインGPよりも、何度もクラッシュしたモナコGPの方がいい経験になったと語る。F1スペインGPでは衝撃的な勝利で史上最年少F1ウィナーとなったマックス・フェルスタッペンだが、F1モナコGPでは一気に現実に引き戻された。週末中にマックス・フェルスタッペンは3度も大きなクラッシュを起こしている。
マックス・フェルスタッペンは、予選中に起こした2回目のクラッシュによってピットレーンスタートとなり、レースでは9番手まで巻き返したものの、最終的にマスネのバリアに衝突してレースを終えた。 「もちろん、がっかりはした。でも、人はそういう週末から学ぶものだ。バルセロナ以上に勉強になったよ」とモナコを振り返ってフェルスタッペンは語った。「成長するためにはこういうのも必要だ」 レースでのクラッシュは単純に攻め過ぎたためだとマックス・フェルスタッペンは語る。「興奮し過ぎたわけではない。良い流れだったし、ドライでパスするのが難しいのもわかっていた。でも、ちょっとだけ気持ちが前に行きすぎたかもしrない。僕は常に100%プッシュするのが好きなんだ。でも、モナコでそれは可能ではない。次は98%にするよ」 その経験から何を学んだのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「モナコの壁には近寄るなってことだね! 予選でミスをしたら後方からのスタートになるし、自分でポジションを上げなければならない。モナコでそれは簡単なことではない。僕たちは9番手まで戻ってきていた。それでちょっと欲が出てしまったのかもしれない。それがいけなかったかもね」 ジル・ビルヌーブ・サーキットは、F1モナコGPの週末を振り払うのにぴったりの場所だとマックス・フェルスタッペンは語る。自信への影響はあるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いや、あるわけない」とコメント。「カナダは市街地サーキットという感じがしないし、僕はやる気だ。落ち込んでいるようではダメだ。もう1週間経っているんだし、乗り越えなければならない」 「クルマさえ良ければカナダは合うはずだ。ドライバーにとってコースはあまり関係ないと思う。自分の周りにあるものがどれくらい良いかだ。それが良ければコースは自分に合っていると感じる。あまり良くなければここは相性が良くないんだ思う」
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