マックス・フェルスタッペンは、まだ経験を積む必要のあるエリアが多くのあると認めるが、今シーズンここまでの自分のペースは、F1への登竜門とされるGP2といったジュニアカテゴリーで多くの時間を費やす必要がなかったことを示していると考えている。今年、史上最年少となる17歳でトロ・ロッソからF1デビューを果たしたマックス・フェルスタッペンは、カートを卒業後、F3で1シーズンを戦っただけで、飛び級でシングルシーターレースの最高峰に到達。
第2戦マレーシアGPで最年少ポイント獲得記録を更新し、前戦ハンガリーGPでの4位フィニッシュを含め、前半戦ですでに22ポイントを獲得している。マックス・フェルスタッペンは「レーシングシリーズと言う点では、人生でいつもかなり大きなステップを踏んできた。ゴーカートでさえもね」とマックス・フェルスタッペンは AUTOSPORT にコメント。「スピードに関しては、GP2などで1年間走る必要はなかった。経験できなかったのはちょっと残念だけどね」「予選に関しては、異なるコンディションでの経験が重要だ。他の人ほどトラックを走っていないからね。それによってカルロス(サインツ)や他の人と比較して、ちょっと厳しいときもある」「でも、今年多くのことを学んでいるし、常に良くなってきている。僕には多くのポテンシャルもある」マックス・フェルスタッペンは、今後数年で成熟して経験を積むことで大きなステップを果たせると考えている。「21、22歳の人たちと比較して僕は17歳だし、どんどん良くなっていくだけだ」「カートをやっていた13〜16歳の頃の自分と比較しても大きく改善しているし、F1でも同じことができると思っている」「僕はまだ非常に若いし、特定の年齢までは僕のレベルは改善を続けていくと思っている。引き続き改善していく自信はある」「現時点ではミスもあるけど、それは僕がルーキーだからであり、自分自身を証明したいからなんだ」「でも、もっと落ちついて、ミスが少なくなれば、もっと快適になっていくと思う」
全文を読む