マックス・フェルスタッペンが、レッドブルのジュニアチームに加わった。元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つ16歳のマックス・フェルスタッペンは、ヨーロッパF3選手権で2年目を送り、高い評価を受けている。過去数週間には、メルセデスのドライバープログラムに参加すると噂されていたマックス・フェルスタッペンだが、レッドブルと契約したことが12日(火)に発表された。
レッドブルは「我々は、マックス・フェルスタッペンがレッドブル・ジュニアチームへの誘いを受け入れたと発表できることにとても嬉しく思っている」と声明で述べた。これは即時に有効となり、16歳でオランダ出身の彼は、今週末にニュルブルクリンクで開催されるFIAフォーミュラ3ヨーロッパ選手権に、レッドブルジュニアとしてファン・アメルスフールト・レーシング・チームから参戦を続ける、また、11月のマカオGPでも戦うことになるだろう」 マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのヨーロッパF3選手権で6連勝を達成しており、スパ・フランコルシャンとノリスリンクで開催された各3レースの全てで優勝。早ければ2015年にもF1に昇格との見方もあるが、フォーミュラ・ルノー3.5を通してのキャリアを進めていく可能性が高そうだ。 レッドブル・ジュニアチームには、フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンシップリーダーであるカルロス・サインツJr.をはじめ、GP3の首位のアレックス・リン、フォーミュラ・ルノー3.5で現在ランキング3位のピエール・ガスリーらがいる。