ジャン・エリック・ベルニュは、ピレリの2017年タイヤのテストプログラムの一環として火曜日にフィオラノでフェラーリの2014年F1マシンを走らせた。ピレリは2017年に向けた開発プログラムをスタート。2014年型フェラーリを使用してフィオラノでテストを実施。ドライバーは、フェラーリのテストドライバーを務めるジャン・エリック・ベルニュが務めた。
2週間前、ピレリは2017年のレギュレーションで求められる幅広タイヤの開発に向けたテストプランでFIAと合意に至った。その中にはピレリが2016年サイズのプロトタイプタイヤを2013年もしくは2014年型のマシンでテストすることが含まれている。 「ピレリは本日、フィオラノサーキットでフェラーリとテストを行う。チームのテストドライバーであるジャン-エリック・ベルヌがフェラーリF14-Tをドライブする」とピレリは述べた。「ピレリの新たな3年プログラムが初年度を迎える2017年に向けたより大型のタイヤの開発を開始するにあたり、2016年サイズのタイヤに数々のプロトタイプ要素を盛り込んでいる」 ピレリは、ドライバーがライバルについていくのを容易にするために2017年のタイヤデザインでその指針を変えるよう求められている。タイヤの幅はフロントが305mm、リアが405mmに広がる予定で、現在のタイヤと同レベルの熱劣化にならないよう設計された。 また、新レギュレーションで増加するダウンフォースから来る負荷にも耐えることが求められる一方、レースでは複数回のピットストップ実現が目指される。
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