ストフェル・バンドーンは、自分がいた2年間はマクラーレンにとっと史上最悪のシーズンだったと考えており、“フレッシュなスタート”を切って自身の状態を取り戻せることを願っていると語る。将来のF1ワールドチャンピオンを期待されてマクラーレンでF1デビューを果たしたストフェル・バンドーンだったが、今シーズン限りでシートを喪失し、F1から離れる危機に陥っている。
ストフェル・バンドーンは、ザウバーの候補として名前が残っており、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、トロロッソ・ホンダにバンドーンを起用するべきだと提案しているが、まだ何も発表はなされていない。ストフェル・バンドーンは、現状についてコメントすることを拒否しつつも、同じようにマクラーレンから放出されたケビン・マグヌッセンのように良い変化がもたらされるかもしれないと考えているう。「ケビンはこのような状況を経験しているし、フレッシュなスタートから本当に恩恵を得たと思う。正直、僕も少し同じことを感じている」とストフェル・バンドーンはコメント。「難しい2年間だった。実際、結果を争うようなツールはなかった」「今シーズンの残りを最大限にか活用するつもりだし、実際、そのあとのフレッシュなスタートを楽しみにしている」ストフェル・バンドーンは、チームメイトのフェルナンド・アロンソの水準に達することができず、今季は8ポイントし獲得できていない。だが、ストフェル・バンドーンの加入した時期は、マクラーレンの最悪のシーズンでもあった。ホンダとの契約を解消してルノーのF1エンジンを搭載した今年は、問題はエンジンだけではなく、マシン側にもあったことが浮き彫りになっている。「おそらくマクラーレン史上で、最も難しい2年間、もしくは最悪の2年間に僕はいたと思う」とストフェル・バンドーンはコメント。「実際、それについてあまり多くのことを語ることはできないけどね。うまくいかなかったのは残念だ」「こういう風になることもある。もっと良いチャンスを得られなかったのは残念だ」