トヨタは、ヤリスをベースにWRCカーを製造していることを確認。WRCへの復帰が現実味を帯びてきた。ケルンを拠点とするTMGは、ヤリス WRCが2014年に走行可能な状態であることを認めた。TMGのスポークスマンは「TMGとして、我々はWRCに復帰することにとても興味を持っています」とコメント。
「来年、ヤリス WRCカーのテストを開始します。1.6リッター ターボエンジンで走らせます」「クルマの経験を積み、WRCカーを走らせる技術面の知識を築き上げるためのかなり小規模なプログラムになるでしょう」現時点で、すでにヤリス WRCカーは製造されていると考えられているが、競技プログラムについての決定はしていないという。トヨタのLMP1活動のテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは「WRCにエントリーするタイミングは決定していない」と述べた。TMGのスポークスマンは、WRC復帰への形式的なゴーサインは出ていないが、実現に向かっていると述べた。「最終決定は日本次第ですし、現在、具体的な要望やフィックスした計画はありません。ですが、我々は実現することを願っています」とコメント。「実現に向かっていると言ってもいいと思います」トヨタのWRC参戦は、カローラWRCで参戦した1999年が最後となっている。
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