2015年FIA・WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの予選が本日8月29日(土)に行われ、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS040 HYBRIDが揃って3列目のグリッドから明日の決勝レースをスタートすることになった。 ニュルブルクリンク6時間レースは2014年チャンピオンチームのTOYOTA GAZOO Racingにとってふたつのホームレースのひとつ。もうひとつは10月に行われる富士6時間レースだが、トヨタはその両方のレースでTS040 HYBRIDの全性能を引き出すために全力を尽くす。
今回のレースではアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴がチームを組むTS040 HYBRID #1号車が5番手グリッドから、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイのTS040 HYBRID #2号車が6番手グリッドから明日のレースをスタートする。 午後2時30分にスタートした20分間の予選は、それぞれのクルマで2人のドライバーがタイムアタックを担当。金曜日は雨で始まった週末ですが、天候は次第に回復、予選日の今日は完全なドライ・コンディションで、気温は23度、路面温度は22度だった。#1号車のタイムアタック・ドライバーに指名されたのはデビッドソンとブエミ。2人は多くの観客の見守る中、ポールポジションを獲得したポルシェ#18号車から2秒216遅れの1分38秒679を記録して予選を終えた。 #2号車ではニュルブルクリンクのコースを熟知するブルツとサラザンがアタックを担当。ブルツはかつて近隣のニュルブルクの町に住み、このコースを何度もF1グランプリで走っている。サラザンは2007年と08年の2度、このサーキットで行われたLMP1のレースで勝利を上げている。 タイムアタックではブルツがコースを外れるハプニングがあったが、サラザンにステアリングを渡す前にすでに2周のクリーンラップをこなしており、予選結果にはほとんど影響はなかった。 TS040 HYBRID #1号車:(アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)公式練習3回目:5番手(1分38秒850)23周予選:5番手(平均1分38秒689) アンソニー・デビッドソン: 我々は全力を尽くしました。セバスチャンと私はTS040 HYBRIDから全てのパフォーマンスを引き出し、とても良い4ラップをこなしました。我々がチームとして達成した今日の内容は満足出来るものですが、5番手という結果は受け入れるしかありません。あとは明日の決勝レースでプッシュを続け、結果に期待したいと思います。 セバスチャン・ブエミ: 我々が予選で成し遂げた結果と、自分のラップタイムには充分満足しています。アンソニーと私はきわめて近いラップタイムを刻むことになりましたが、それは、今のTS040 HYBRIDからそれ以上は得られないということだと思います。最後に我々のポジションが明らかとなりましたが、決勝レースではプッシュすることが必要です。簡単なポジションではなかったとしても、戦い続けることが重要です。 TS040 HYBRID #2号車:(アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)公式練習3回目:6番手(1分39秒893)23周予選:6番手(平均1分39秒371) アレックス・ブルツ: シケインで少しミスをしてしまいました。それがなければ私の平均ラップタイムはもっと良かっただけに、残念です。TS040 HYBRIDを立て直し、ダメージもなくコース復帰できたのは良かったのですが、2周目、3周目までタイヤが持たなくなってしまいました。5番手と6番手は我々2台のTS040 HYBRIDが1周目で得たポジションです。決勝レースではもう少し前との差を詰められるでしょうから、更にプッシュし、良い結果を出せるよう努力を続けます。 ステファン・サラザン: 残念なことに私の最初のアタックラップでは、先行車が2台いたのでかなりタイムロスがありました。その後は私のTS040 HYBRIDは乗りづらくなり、良いタイムを刻むことができませんでした。ここのようなタイトコースでは先行車が常に問題になります。明日に向けては、今日よりやれることは限られていますが、ベストを尽くして臨みます。
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