レッドブルF1は、ホンダに代わる新しいエンジンパートナーとして同社の最大のライバルであるトヨタを求めることはできない。たとえ、レッドブルF1が、ロビー活動に成功してホンダのF1エンジンを2022年も使いづけることができたとしても、長期的な解決策を探す必要がある。F1は新しいエンジンサプライヤーの参入を歓迎しており、レッドブルはセミファクトリーチームのステータスを交渉できる可能性がある。
しかし、トヨタにそれを求めることはできない。TOYOTA GAZOO Racingのディレクターも務めるロブ・ルーペンは、トヨタはF1に戻ることに関心はないと語る。「その質問をするのに私は相応しい人間ではないかもしれない。私は耐久レースの方がはるかに興味があるからね」」とロブ・ローペンは冗談交じりに語った。「現時点では検討していないのは確かだ。TMCは主に経済的な考慮によって2009年にF1でやめた」「私もそうは思わないが、個人的な意見として、そのスポーツは現在のトヨタの情勢に適合している。我々はモータースポーツに対してはるかに現実的なアプローチをとっている。我々はカスタマーを巻き込みたいと思っており、コンシュマー向けのモータースポーツプログラムも力を入れている。そのために我々はスープラや他のクルマを使用していく」「さらにTMCのモータースポーツ部門はF1ではなく耐久レースに焦点を置いている」トヨタは、フェルナンド・アロンソを擁した2018年と2019年を含めてFIA 世界耐久選手権(WEC)ル・マン24時間レースを3連覇。来年1月11日には2021年のFIA 世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラス(LMH)に参戦する新型車両を発表する。
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