トヨタは、F1 フランスGP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが12番手、ティモ・グロックが15番手だった。ヤルノ・トゥルーリフリー走行1回目 7番手 1分16秒758フリー走行2回目 12番手 1分16秒743「今日は、タイヤとセットアップに関する多くの作業を行った。全般的に、車の調子は良かった。今日はとても暑かったから、コースコンディションは2回のセッション進行中に大いに変化した。このサーキットでは車のハンドリングがとても重要なのだけれど、よりスピードを出せるようにするために、我々はセットアップに関するいくつか...
ティモ・グロックフリー走行1回目 10番手 1分16秒886フリー走行2回目 15番手 1分17秒092「今週末に向けて、厳しいスタートとなった。現在のところ、私にとってタイヤがうまく機能してくれないため、ドライブするのが非常に難しい状況だ。1周目でタイヤの能力を最大限に引き出せなくて、ラップタイムを出せず、そして、かなりのめくれ摩耗とグリップ低下に見舞われてしまうんだ。だから我々にはやらなくてはいけないことが残っているが、それでも私は希望を持ち続けている。モントリオールで我々は好結果を出したのち、先週のバルセロナでは良いテストが行えた。メカニズム及び空力面での車の改良を目指し、すべての領域においてデータを集めることができた。他のチームがどれくらい進歩を遂げているかは分らないけれど、我々はポイント獲得を目標としていきたい。」ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア 「何の問題も起きずにプログラムを完遂できたので、我々にとっては建設的な一日だった。我々が焦点を合わせた主な部分は、レースで使用するタイヤとダウンフォースのレベルだ。2回目のセッションまでに、コースは既にかなり良い状態になっていた。そのため、タイヤに関するデータは典型的なものとなった。そして、そのデータは、日曜日のレースに関して意思決定を行うのに十分なものだ。ヤルノは、午後にとても安定した良いロングランを行った。両ドライバーのために引き続きセットアップに取り組まなければならないが、我々は必要なデータをすべて集めることができた。」新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「フランスGP初日は決して楽な一日ではなかったが予定していたプログラムをこなすことが出来た。新しいフロント、リアのウイングも狙いの効果を示し、空力のセッティングを出せたし、心配していたグレイニングも午後には改善傾向となり無事にロングランのデータもとることが出来た。明日の第3プラクティスで、縁石をもっと攻められるよう、もう少しハンドリング面でのセッティングを試み、予選に臨みたい。」